読みかけ

そのいち

そういえば、土曜日に 最短経路の本 が届いた。1/3 くらい読んだかな? 非常に読みやすい*1

数式をひとつひとつ追いかけながら読むような根気はちょっとない、けど、グラフ理論は気になる *2、という私みたいな人にはいいんじゃないでしょうか。紹介どおり、読んだところまでには大げさな数式は出てこない。

けど、アルゴリズムの説明には擬似コードが出てきます。これを追いかけるのにはちょっとだけ根気が要った。まぁ、たいした量じゃないし、数式を追いかけるほどじゃないです。慣れの問題のような気もしますが。

そのに

祖先の物語は現生動物のなかの一種であるヒトから始めて、進化の系統樹をさかのぼっていくという体裁。木*3 を葉から根に向かってさかのぼっていくので、節点ごとに他の現生種 (この本では原則、絶滅種については省かれている)との共通祖先にたどり着き、最後には全ての生物の共通祖先にたどり着くことになる。読者がヒトから全生物の共通祖先までの道をたどっているように、他の現生種も同様に祖先を訪ねる道をたどっているとして、共通祖先のところで祖先を訪ねる現生種同士は「合流する」(と、この本では表現する)。そこで、合流者についての説明がなされる。現在、地球上にはどのような生物が存在するか。それらと我々の共通の祖先は、どれくらい以前に生きており、どのような姿であったと推測されるか。

この全生物の共通祖先までの道のりを巡礼にたとえている。なんかそういう体裁の古典があるのだそうだ。

下巻の頭のあたりまで読んだところ。旧口動物が合流しました。

*1:というわりに休み明けてから開いてないが。今晩、もうちょっと読み進めよう

*2:STA も最短経路問題なんですよね

*3:これもグラフですね